「セールスレターに最適な文字数の目安があったら、教えて。」
「ブログ一記事のボリュームは、おおよそ何文字くらいがいいかな?」
僕に影響されて(笑)、ブログを始めている知人から受けた質問です。
ぶっちゃけ、これらの問いの答えはないんですよね・・。
売れる文章の基本は、そんなところにはないからです。
それでもあえて答えを言えば・・・、
「答えは読者さんの中にある。」
という返答になります。
読者さんは、何をどれだけ知りたいと思っているのか?
その読者さんは、今どこまで知っているのか?
その中に答えが隠れているんですね。
読者さんだって、時代の流れと共に変化し続けています。
もちろん、書き手である僕たちだって変化していますよね。
それと同じように、答えの方も常に変化しているのです。
求めるべきは、答えではなく
『何を知るべきか?という問いかけの技術』
なんですよね。
時代がどう変わっても、考えるということがいつまでも大切な基本ということなんです。
【真実】一言一句、最後まで読んでくれる読者さんはゼロ
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基本中の基本、大前提の読者さんの性質というものがあります。
それは、
『読者さんは決して最後まで読もうとはしない』
ということです。
これだけは、おそらく100年後も変わらない大前提であると僕は思うんですよね。
読者さんは何かを知りたくて検索し、あなたの書いた記事へとたどり着いてきます。
でも欲しい情報さえ得られたら、すぐに去りたいと考えているのも読者さんなんですよね(^-^;
その点について、読者さんへ淡い幻想を抱かない方がいいです・・(笑)
これが現実ですから。
どんなに一生懸命書いた記事でも、読者さんは1秒でも早く読み終えたいと思いながら情報を追っているのです。
ところが・・・、
たとえそれが現実であっても、僕たちは一文字一文字、決して手を抜くことなく書いていかなければなりません。
これが、売れる文章の基本なのです・・(^-^;
人の根源的な欲求を知ることで見えてくる文章力の基本
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なぜ読者さんは、一言一句最後まで読んでくれないのか?
『何を知るべきか?という問いかけの技術』
が大事だと僕は言いましたが、まさに知るべきはこのことなんです。
全ての人が、根源的に持っている欲求。
それは時間を無駄にしたくないということです。
時間の無駄を嫌うと言う欲求は、持ち時間を増やしたいという欲求の形に変化することもあります。
要するに、長生きしたいということです(^^)
だからあなたが一生懸命書いたお手紙であっても、できるだけ省エネで読みたいと思っているんですよね。
たった一つの例外があるとすれば・・・、
「この文章を読めば、自分の時間が増えそうだ。豊かになりそうだ。」
そのように読者さんが思ってくれた時なのですが・・・。
暇つぶしの読書とセールスレターの違い
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読者さんは、読みたくないと思っています。
常にショートカットして、必要なところだけをピックアップしたいと思っています。
あなたが書いたセールスレターも、流し読みされることでしょう。
「でも小説や雑誌を休日に読むこともあるよね?」
そんな疑問を持つ方もいらっしゃるかもしれませんね・・。
人は、暇な時間を嫌います。
それは暇な時間であっても、人生の一部だからです。
だから、暇つぶししようとするんですよね。
人生を豊かにしたいという欲求が根底にあるからです。
暇な時間を読書に変換すること。
要するに、何もしない時間を豊かな人生の一部へと変えていきたいと思っているのですね。
それが読書をしたり、お散歩したりする理由なんです。
あえて何も考えない時間をつくる。
睡眠時間をたっぷりとって、休息する。
そうした行動も、根柢にある理由は
『時間の密度をより濃くしていきたい』
という気持ちがあるからなんです。
文章力の基本は離れていく読者さんを繫ぎとめること
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読者さんは、最後まで読んではくれない。
必要事項さえ入手できれば、いつでもあなたの書いたお手紙から去りたいと思っている。
好きな人からのお手紙であれば別ですが、
「どこかで、売り込みされるんだろうな。」
多かれ少なかれ、読者さんは必ずそのように感じながら読んでいます。
一刻も早く、これを読んでいる時間を別の有意義な時間に変換させたい。
これを大前提としているから、コピーライティングと呼ばれる色々なテクニックが生まれているんですよね。
キャッチコピーと呼ばれるものは、その最たるものです。
「どんないいことが、書いてあるんだろう?」
特に最初の段階では、読者さんの気持ちをグッと強く引き付けることが必要です。
読むか読まないか?
ここが最初の大きな関門で、ここで読む価値無しと判断されることも少なくありませんから・・。
そして無事にこの最初の関門をクリアしたとしても、
しばらくすると、読者さんはすぐに飽きてしまいます(^-^;
要点だけを拾っていこうと、流して読んでくれているうちはまだいいのですが、
飛ばし読みする価値すらないと思った瞬間に、ページを離れてしまうのです。
テクニックの背景にある売れる文章力の基本
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文章力の基本中の基本。
それは、
『読者さんはいつでも離れていくことができる』
ということを徹底的に理解するということです。
夏休みの読書感想文を書いている小学生。
教科書の執筆に励んでいる大学教授。
感想文にしても、教科書にしても、その内容には必ず優劣の差が生じます。
退屈な感想文。
読むに耐えない教科書・・・。
なぜこのようなことになるのでしょうか?
ズバリそれは、書き手が読者さんを意識しているかどうかにかかっているのです。
どんな内容の感想文でも、先生は最後まで読んでくれるはず。
多少、小難しい表現を使っても単位が必要な学生だから、ちゃんと読むはずだ。
読み手が最後まで読むことを前提として書く文章と、僕たちが目指している文章には決定的な違いがあります。
読者さんの淡い善意に期待してはいけないのです。
これを読まないと単位が取れない学生だから、どんな文章でも必ず読むだろう。
そのような読み手の恐怖心の上に胡坐(あぐら)をかいた文章では、用が済めばポイッです(笑)
セールスレターやブログの場合は、明らかに違いますよね。
いくらあなたが心血注いで書いたものであっても、読者さんはいつでも去っていく権利があります。
改行や太文字、
文字色でアクセントをつけたり・・・、
それらは全て、離れたいと思っている読者さんに、ピュ~ンとロープを投げて引き戻すようなイメージを僕はもっているんですよね(笑)
全てのテクニックは、去っていこうとする読者さんの気持ちをもう一度引き込む役目を果たすためにあるものなんです。
独りよがりにならない強さが売れる文章力を育てる
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最適な文字数とか、句読点のタイミングとか・・・、
そのような問いかけが意味の無いことであることを、ここまで読んできたあなたであれば、わかって頂けたと思います(^.^)
そういったテクニックの答えは、常に変化しているので意味の無い問いなんですよね。
答えはその時、その時代の読者さんの中で変わっていくものだからです。
長い説明が必要なジャンルもあれば、短くスパッと切るべき読者さんもいます。
考えを向けるべきは、答えではなく読者さんの方なんです。
『決して独りよがりにならないこと』
文章力の基本はここにあります。
主役は、いつも読者さんであるということ。
だからこそあなたの書くお手紙が、
「読む価値がありそうだ。」
「私の人生を豊かにしてくれるものだ。」
読者さんに、そのように感じ続けてもらう工夫が必要なんです。
テクニックというのは、そうして目に見えない背景からパッと表れてくるものに過ぎないんですよね。
目に見えない水面下では、
「主役は読者さん。」
「読者さんの人生が豊かになる言葉を伝えたい。」
そんなあなたの気持ちが基本となっているということです。
途中で離脱することなく、ここまで読んで頂いたあなた♪
そんなあなたのライターとしての素質は、抜群であることは間違いありません(^.^)
あとはそれを具現化させていくコツを知るだけです。
あなたの言葉がお金になっていく世界が、扉を開いたすぐ向こうにあるのですよ。
目の前に一気に広がる景色に、人生が変わる瞬間の喜びをあなたにも感じて欲しいなと思います(^^♪
言葉の持つ神秘の扉を開いてみたい方は、『太陽の文章術』がその入り口です。
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