読書感想文や、エッセイ、日記ブログ等々。
ただの読み物であれば、伝わる文章が書ければ十分です。
読者さんにとって読みやすく、満足感を得てもらうための文章の書き方の記事も書いてます(^^♪
（※その記事はコチラからお読み頂けますが、この記事の最後に改めてご案内しますね）
でも・・・、
副業としてブログを選んだ僕にとって、それだけでは不十分でした。
というのも、どんなに記事を書いても一向に注文につながることはなかったからです(^-^;
それはなぜか？
決定的に必要な一つの文章力が、僕にはなかったんですよね。
ズバリ、行動してもらう為の文章力です。
注文へと行動してもらう為の文章力が、僕にはなかったんです。
「いい文章だね」で終わらない文章力の秘密とは
これは僕のプロフィールでもお話ししている、お恥ずかしい実話なのですが・・(^-^;
副業としてブログアフィリエイトに挑戦した僕は、本当に長い期間、収益を出すことが出来ませんでした。
ですが、読者さんからの温かいメッセージは頂いていたのです・・・。
「読者さんは、確かに喜んでくれている。それなのになぜ・・？」
僕は長い間、その答えがわからず苦しい期間を過ごしてきました。
僕に欠けていたのは、決定的に必要な一つの要素。
『行動』への誘いでした。
優しい文章だけでは罪となることを教えられた
耳障りがよく、決して強要しない文章。
読みながら心地良さを感じてもらえるような文章。
こうした部分にだけ焦点を当て、僕は伝わる文章力を磨いてきました。
僕なりに文章力を追求しながら、一方で売り上げの上がらない日々を過ごし・・・、
ある時、ハッと思ったんです。
「僕はなぜ、売ることに罪悪感を感じていたんだろう？」
「読者さんを購買へと促（うなが）す言葉を書くことに、なぜ抵抗感を持ってるんだろう？」
もちろんビジネスとして始めたことですから、売れなければ元も子もありません。
それは、表面的にはわかっていました。
そして表面的には・・・
売ることへの抵抗感など、これっぽっちもありませんでした。
それでも記事の最後で注文への行動を一押しする文章を書こうとする時に、
僕の中で感じる、かすかな抵抗感。
その罪悪感こそが、収益を得る為の大きなブレーキとなっていたことに気付いたのです。
結果的に、読者さんが良い商品を手に入れる機会を逃してしまっていたんですよね・・・。
これこそが、大きな罪だったのです。
僕の強さの欠如が招いた、大きな罪だったんです。
優しさに裏打ちされた強さを持つことが本当の文章力となる
お客さんのお財布から、お金を出してもらうこと。
このお金を頂くということに、僕の中で小さな罪悪感を感じてしまっていたんですよね。
これは僕にとって、大きな過ちでした。
富への罪悪感。
お金は汚い。
高潔であるには、お金から離れなくては・・・。
僕の思いの中に、そんな気持ちが潜んでいたんです。
僕の潜在意識の中に隠れている、富への罪悪感を払拭することができてなかったのですね。
お金には何の罪もないというのに・・・。
僕は何の罪のないお金に対して、あらぬ濡れ衣を着せてしまっていたんです。
心豊かな人ほど、多くのお金を持つべきです。
良い商品ならば、何を躊躇する理由があるのか？
必死で買ってもらうべきだ。
そして対価も、もちろん頂くべきだ。
それが更なる豊かさへと繋がっていくのだから。
だから、伝え続けていかなければ。
強さのない優しさなんて、何の意味もないものでした。
強さがあるから、伝え続けることができるのです。
読者さんの行動へと繋げるための文章力を身につけよう
物事を変えるには、行動が必要です。
ただ伝えるだけでは、何も変わらないんですよね。
新しい行動がなければ、今のままです。
そしてその行動は、読者さん自身の決断でなされるものなんですね。
だから何が何でも、読者さん自身の決断を引っ張り出す気持ちで書いていくことです。
僕たちに出来ることは、言葉を使いこなすことで小さな行動への手助けをするところまでです。
それが読者さんにとって、望ましい結果へと導く道だ。
それを信じているからこそ、強さを兼ねた文章が出来あがるのですね。
読者さんの苦痛を和らげるための『考えさせない』工夫
文章に限らず、映画でも何でもそうですが・・、
読んだり鑑賞していたりする行動には、必ず『考える』という作業がついてきます。
でもこの考えるという作業には、大きなエネルギーが必要なんですよね。
体を動かすエネルギーよりも、多くのエネルギーが必要なんです。
そのため、あまりに考えさせるような文章が続いてしまうと、読者さんはすぐに読むのをやめてしまいます。
「こんな場合は、どうなるんだろう？」
読者さんが考えないといけないような文章なら・・、
すぐに疲れてしまって、読むのをやめてしまうでしょう。
考えさせてしまって、読者さんを疲れさせてしまうからです。
いつまでも読者さんに考えさせてしまうと、行動できないままです。
「ここで、読者さんはどんな疑問を感じるだろうか？」
「どのように書けば、読者さんは行動してくれるのか？」
「どんな言葉が、行動へと繋（つな）がるのだろう？」
読者さんの頭の中に浮かんでくるであろう疑問を想定しながら、その答えを先取りするつもりで書き進めていくことが大切です。
そして、多くの選択肢を与え過ぎないこと。
これも、とても大切な部分なんですよね。
〇も□も△もあるが、これをおすすめする。
このように最後は、一つの選択肢をおすすめします。
全ては、読者さんの考える苦痛を和らげるためです。
その為に、書き手であるあなたが身代わりとなって必死で考えていくのです。
読み手の欲求を知れば必要な言葉が浮かび上がる
考えることによって生じる読者さんの苦痛を、書き手であるあなた自身が背負うこと。
あなたが持っているエネルギーを、『相手を知ること』に注いでいくことです。
相手が価値を置いているものは何か？
それが、読者さんの行動のボタンです。
例えば僕が書いた、『太陽の文章術』という教材があります。
専業主婦の方には、
「この教材があれば、お子さまが勉強したくなるフレーズが思い浮かぶようになりますよ。」
サラリーマンには、
「この教材があれば、嫌いな上司よりも多い収入が稼げるようになりますよ。」
学生には、
「この教材では自己アピールに長（た）ける秘密も教えているので、面接の時にも絶対有利です。」
借金で困っている人には、
「この教材があれば、頭の中の言葉がお金になりますよ。仕入れコストは無用です。」
賛同を得られるかどうかは別ですが、相手に応じて使う言葉を変えていくことが必要なんです。
読者さんは、何を欲しているのか？
これを知ろうとすることで、何を言うかも変わってくるのですね。
読者さんが必ず抱く疑いへの対処法
お金を支払う時、お客様の胸には必ず痛みが伴ってきます。
何かが入る喜びと同時に、お金を失う痛みも発生するのですね。
大切なのは、
100円が手に入る喜びよりも、100円を失う痛みの方が大きいということです。
ここは、決して忘れてはならない部分です。
何かを手にしたいという欲求よりも、
既に持っている何かを失いたくないという欲求の方が強いのですね。
読者さんに寄り添ってこその文章力
読者さんが感じている、『失うことへの抵抗感』は決して忘れてはいけないところです。
抵抗感を感じているから、どうにかして安心感を与えたいと考えます。
お客様の声を紹介したり、その分野で権威ある検査結果を出したり、その方法は色々ありますが・・、
それら全ては、信頼を得ようとするための手段なんです。
それら手段の中で、最も優先すべきことが、
「これを手に入れなければ、より大きな痛みが待っていますよ。」
ということを暗に伝えていくことです。
今のままでは、今のままの未来。
このままの延長で本当にいいのですか？
読者さんが、
「購入したいけど、購入することのリスクもある。」
リスクと感じているそのような不安を、一つ一つ消してあげること。
もちろん、その商品を手にした素晴らしい未来を描いてもらうことも欠かすことはできません。
でも優先すべきは、痛みからの解放の方なんですね。
『いいお友達』だけで終わらない覚悟を！
「わかりやすい文章でした。」
「とても参考になりました。ありがとうございます。」
書き手にとって、読者さんからそんなお声を頂くのは、本当にうれしいことです(^^♪
これだけでも、本当にすごいことなんですよね。
でも副業に必要な文章力となると、これだけではダメなんです・・・。
読み終えた後、読者さんの行動へと結びつかなければなりません。
それは決して、悪いことを隠してクリックさせようということではありません。
望ましい結果へと橋渡しする為に、行動してもらうことなんです。
「今買うべきですよ。行動を起こすなら、今ですよ。」
そんな強い書き手の気持ちが大切なのです。
その為には、売っている商品への信頼が必要です。
販売しているあなた自身が、商品に自信を持っていることは絶対に必要なことです。
そして、親しみを感じてもらうことも大切です。
人は、気持ちで行動するものだからです。
本当の文章力とは、新しい幸せを提供し、新しい世界を想像してもらう力のことです。
そして実際に読者さんに、自ら行動して頂くこと。
読者さん自身の新しい世界のために、ここはどうしても外せないところなのです。
※冒頭でお話しした、『伝わる文章の書き方』については、伝わる文章の書き方：3つのステップの中でも最も重要なポイントは？でお話ししています(^.^)
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