文章力を上げる方法には、間接的手法と直接的な手法があります。
なにも文章に限らず、物事には全て直接的なことと、間接的なことがありますよね。
そして大抵の場合・・・、
本当の答えは間接的な場所に、こっそりと隠れるように存在しているものなんですよね。
まるで神様が、
「さぁ、宝探しが始まってるよ~。楽しんでね♪」
そんなメッセージをこっそりと発信しているようです(^.^)
文章力を上げる法則も、まさにこんな感じなんですよね。
真実は、目に見える更に奥の方・・・、
そこにひっそりと存在しているものなんです。
僕がよく使う文章力を上げるためのテクニックたち
文章力を上げる、間接的で本質的な部分は次章でお伝えするとして・・、
まずは直接的なテクニックから紹介してくことにします。
多分こちらの方が、より多くの人から求められているものだと思います・・(^-^;
即効性があって、すぐに使えそうな気がしますよね。
確かに正しく使うことで、いつまでもあなたの心強い武器となってくれ、今日からでも使えるものとなってくれるでしょう。
多分これからご紹介するテクニックは表現こそ違え、多くの本やネットの中にゴロゴロ転がっている情報であるはずです。
そうしたものだと思いますが、僕が普段から多用しているテクニックたちを紹介していきますね。
こうして改めて書いていくと、本当に少ないテクニックしか意識していないものなんですよね・・。
自分のことなのに、少し驚いてしまいました(^-^;
言葉が伝わる2つの入り口を意識している
言葉は2つの入り口を通って、あなたに伝わります。
『耳から入る言葉』と、『目から入る言葉』。
この2つの入り口です。
『音(耳)⇒脳⇒心』
『文字(目)⇒脳⇒心』
最終的には心へと伝わるので、ゴールは同じです。
でもその入り口は、2種類あるんですよね。
ブログやセールスレターは目から入るものですが、実は僕は音の方も大切にしています。
読者さんは頭の中で音読して読み進めるものだからです。
読者さんに届くのは引っ掛かりのないなめらかな文章
試験前の学生さんであれば、どんな難しい教科書も読まざるを得ないのでしょうが・・、
ブログやセールスレターの文章がそれでは、お話しになりませんよね(笑)
「何、この言葉の意味は?」
「何を言いたいのか、わかりにくいな。もう一度読むか・・。」
このようなつまづきの原因となるような表現は、1つたりとも入らないように注意しています。
ブレーキを踏むことなく、スイスイと読み進めていけるような文章。
そのような文章です。
その時に僕が気にするのは、音としてのリズムです。
音読した時の音、リズムが心地良く感じられるか?
出来る限り心地良いリズムとなるために、
改行であったり、文字の大きさに変化を与えたり、違う色の文字にしたり・・・、
視覚的な変化も与えていくのです。
理想を言えば、全て音読して自分の耳を通して確かめたいところですが・・、
でも記事を量産することも、ブログを育てる為には大事なところ(^-^;
さすがに、全ての記事を音読しながら記事を書いていくようなことは体力的にも無理です(汗)
でもセールスレターのように重要なお手紙は、仕上げの段階では全て音読しながらリズムを確かめます。
耳を通って入ってくる音の言葉によって、僕自身の心に生まれる波を確かめるのです。
ストーリーは文章力には絶対に欠かせない要素
物語は、全ての文章で必ず意識している部分です。
どんな小さな記事であっても、物語は詰まっています。
僕は俳句のことはよくわからない人間ですが・・、
それでも『5・7・5』の言葉の中には、密度の濃い物語がギュッっと詰まっているものであることは想像に難くありません。
新PASONAの法則とか、AIDMAの法則、起承転結・・・等々。
文章には多くの型がありますが、これらは全てストーリーを効果的に伝える為にあるものなんですよね。
物語の結末だけをいきなり言ってもダメです。
結末までに至る全ての過程が、物語ですから。
この部分は文章には絶対に欠かせない、とても大事なポイントになります。
物語と文章については、とても一つの記事中でお伝えできるものではありませんが・・、
好きな映画や小説。
よくできたドラマが、なぜあなたの胸を打つのか?
そこには必ず、いくつかの共通点があるのものです。
成功や変化、困難を乗り越えて、一つの答えに進んで行く姿。
そうした過程に人は感動を覚えるものなんですね。
書き直しや修正は必ずあるものとして受け入れる
このような記事ができるまでの最初の段階は、ノートに乱雑に書かれた下書きです(^-^;
その下書きを基にカチャカチャと肉付けしながら、原稿を書き続けます。
そうして肉付けした後で、更に削ったり、もう一度加えたりしながら、修正を何度も重ねます。
断言しますが、有名なライターさんほどリライトの工程を大切にしています。
いくら有名なプロのライターさんでも、一番最初に書かれた文章はとても人に見せられるものではないはずです。
ここは自信を持って言えますね(笑)
でもそこからの修正力が圧倒的なんですよね(^-^;
リライトの力がプロとしてのライターの力の差となって表れるのですね。
ゴールに至るまでの道のりが芸術的で、
自然なルートを描きながら、ゴールへと進ませていく。
周りの景色を楽しみながら読み進めていくうちに、いつの間にか読み終わってしまうような文章です。
そうして更に更に・・・、
読み終えた後、
「何だか、買わないと損した気分。」
「買わないと、何だか申し訳ない。」
そんな気持ちにすらさせてしまうのが、プロのセールスライターなんですね(^^♪
文章力を上げるための間接的であり本質的な方法
僕は幼いころから、極端に大人しくて口数の少ない子どもでした。
話すことが得意ではないと、自分でも思っていたんですよね・・・。
そんな口下手で消極的な僕ですが、紙の上では途端に口数の多い饒舌なタイプに変身するのです(笑)
これには自分でも驚きました。
でもよく考えると、逆のパターンだってよく見受けられることですよね。
お喋り好きなあの人、トークが上手い営業マン。
そんな人の書いた文章を受け取った時、
「えっ?こんな文章しか書けないの?」
そのように感じることはよくあることです。
僕の場合は、この逆パターンだったわけです。
これは・・・、
トーク力、会話力にしても文章力にしても、根っこにある源泉は同じものであることを証明しています。
言葉として表れてくる点では、同じものなんですね。
『音としての言葉』も、『文字としての言葉』も、その源泉は同じ。
だから僕のような人間でも、お喋りタイプになる可能性は十分にあるわけです(笑)
アウトプット前提のインプットが身についている人
話す能力、そして書く能力。
それらの根っこは同じ源泉であること。
どちらかが得意であれば、もう一つの方も上達スピードは速いと僕は思います。
それは先ほども言ったように、根っこは同じだからです。
その根っことは、一言で言えば『空想の世界での会話力』です。
想像の世界での中の会話。
これが根っことなって、スピーチとなるのか?
それとも、修正され、体系化されて文章となるのか?
どちらかの違いだけです。
空想の会話力を洗練した結果、
声のトーンや仕草、間の取り方と言ったテクニックが生まれ、それがトーク力となり・・、
空想の会話力を洗練した結果、
言葉の順番やリズム、改行のテクニックが身につき、文章力となる。
僕の場合は、文章としての変換ルートの方がスムーズであったというだけのことです♪
【アウトプットの極意】心から始まり心に残るもの
空想上の特定の人物との、空想上での会話。
これを僕は頻繁にやってます(笑)
そしてこの会話がリズムに乗ってきた時・・・、
テンポの良いキャッチボールのように
「ポンポンポンッ♪」
と言葉がお互いを行き来し始めます。
更に回転力が増してきて、軽みが増し、そしてフワッっと上昇した時♪
これが言葉となり、文章となってきます。
そうなる前提として必要なのが、『アウトプット』です。
「どう伝えようか?」
そのような気持ちが根っこにあるから、魅力的な言葉が生まれるのです。
空想上の会話。
この会話の密度がギュッと高まって、それが形となり、耳から入る言葉、目から入る言葉へと分かれていくのですね。
そして、最終的に相手の心に残るものは何か?
相手の心に残したい何かがあるから、それが言葉へと変身していきます。
あなたの中で起こっているこの会話を誰かの心に伝えたい。
アウトプットしたいという気持ちが源泉となっているのですね。
文章力を上げる方法は全てあなたの中にヒントがある
エネルギーの源泉は、あなたの中にあるもの。
あなたの感性と熱意、情熱、優しさ、温もりです。
無関心、無感動からは何も生まれることはありません。
あなたの心に響く言葉に出会った時の小さな感動。
その感動という波紋を誰かに届けたいという気持ち。
そんな心構えが自然に出来あがれば、ちょっとした言葉が浮かんだ時にメモを取りたくなってきます。
この気持ちを出来る限り純粋な形で、ストレートに伝えたいと思うようになってくるはずです。
ここからが始まりです。
相手が存在して初めて成り立つのが言葉。
それが会話となり、文章となっていくのです。
あなた自身の感情に敏感になれた時・・・、文章力を上げるテクニックが最大限に活かされる時です。
それらの全ては、下記の教材でお話ししています。
言葉を扱うお仕事、それは聖職だと僕は思っていますが(^.^)
その世界に興味のある方は、こちらの記事もどうぞ。
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