セールスレターに必要な3要素。
- パラダイムシフト
- 物語
- 行動への誘い
パラダイムシフトについては、別の記事にて詳しくお話し致しました。
※この記事の終わりに、改めてご案内します。この記事を読み終えた後でどうぞ♪
今回は、『物語』にフォーカスしてお話ししていきます。
物語はセールスレターに限らず、あらゆる文章にとって非常に大切な核心の部分です。
3つの要素の中で優劣をつけるのは避けようと思っておりましたが・・、
あえて言ってしまうと、この『物語』がライティングの中で最も大切な部分なんですよね。
好きな映画、好きな小説、好きな音楽、好きなスポーツ、好きなドラマ・・・♪
あなたにもきっと、何かに心奪われた物語があるはずです。
心奪われる何かには、必ず物語の要素が入っています。
もっと言ってしまえば、あなたの人生そのものが素敵な物語なんです。
そしてライティングは、その人生の一部を切り取って・・・、
誰かの心の中に、新しい物語として温もりを届ける作業なんですね(^.^)
さぁ、前置きはこれくらいにして物語の核心へと探求していきましょう♪
去ろうとする読者さんを引き戻す物語の3つの力
世界的に有名なコピーライターも、猛烈に数稽古をやっていた初心者の時代は間違いなくあったはずです。
平凡な僕でも、ペンを握る指の痛みに悩まされる程度の練習をしていた時期はあります。
練習と言っても、実践と修正を繰り返してきただけですが・・・。
「文章は数稽古です。どんどん文章を書いて練習を積み重ねること。」
「物語。これだけをまずは頭に入れて、稽古していくことです。」
物語こそが、人を惹きつける。
そのように教えられたんですよね。
寝る前に、小さな娘に絵本を読んでいた妻の姿を思い出します。
親指を加えながら、目を丸くしながら絵本を見て、耳から物語を聞いていた幼い娘。
高校を卒業しても、手に汗握りながら映画の画面に入り込んでいる娘の姿♪
小説、テーマパーク、恩師からの光の言葉・・・。
人は物語を楽しむために生まれてきたのかとすら思えます。
映画やテーマパークで物語を楽しみ、愛が生まれ、人生の終盤にも物語の集積をしみじみと味わう。
物語には人を動かす力があります。
「そんな人を動かすような物語なんて書けない。」
そう思っているあなた。
心配ご無用です。
たった3つの要素。
物語に必要なたった3つの要素さえ知ることができれば、あとは数稽古だけですから♪
【セールスライティングの書き方①】日常から非日常への物語
魅力ある物語に必ず含まれている3つの要素。
読者さんの興味を引くセールスレターには、これら3つの要素が至るところに散りばめられています。
さり気なく、薄めたり強めたりしながら、3つの要素を入れ込んでいるのです。
3つの要素、その1。
それは、『日常から非日常』です。
人は平和や調和、安定を望む生き物です。
そかし、退屈な安定を嫌う生き物でもあります。
なぜなら、『成長』も生きていく喜びの一つであるからです。
内的な要因、又は外的な要因。
何らかのキッカケで、それまでの日常が去っていく瞬間があるのです。
それは同時に、非日常への始まりでもあります。
今までの日常への別れと、新たな冒険への旅。
それまでの平穏な日々との別れ。
それは望まなかった外的な環境変化による場合もあれば、内なる衝動によって自ら現状を壊すことも・・。
僕のプロフィールであれば、家族との別居、将来への不安・・、
そうして始まった副業への挑戦という非日常への旅。
新たな始まりを描いているのですね。
【セールスライティングの書き方②】苦難の中に見える一筋の光
新しい冒険への旅に必要なのは、そのゴール。
そしてゴールに至るまでの苦難、障害、壁です。
調味料を使わない料理がないように、物語にも『苦難』という旨みの元が必要なんです。
物語の登場人物に、勝者と敗者が存在したり、合格や不合格があるのも、それが理由です。
当人にとっては望まない出来事であっても、『物語』と言う視点からは絶対に必要な苦難であるのです。
ただし、苦難の中に埋もれてしまってるだけでは物語は成立しません。
もがき、苦しみ、力を尽くし、そして諦めて・・・、
ついに一筋の光が見えてくるのです。
自らの力を全て出し切ってしまった後。
もう駄目だとしゃがみ込んで、一ミリも動けなくなった時。
その時に、外から一筋の光が昇ってきた時の小さな希望。
僕のプロフィールでいえば、この部分は『最初の1件目の発注』ですね。
この小さな1件目の注文で、再び息を吹き返すことができたのです。
【セールスライティングの書き方③】最後のハードルと異次元の世界
「よし!光が見えてきた。夜が明けるぞ♪」
そんな希望もつかの間・・・。
ここからは、トントン拍子でいけそうだと喜んだものの、現実はそう簡単には進みません。
ラストモンスターとの頂上決戦が待っているからです。
必要なたった一つの歯車。
たった一つの歯車だけど、最も大きな試練。
全ての歯車を回すための、たった一つの歯車。
これさえカチッとセットすることができれば、全てが動き出す♪
そんな歯車。
最後の最後で待っている大きな試練を乗り越えた時・・・、
あなたの見る景色が、一気に変わってきます。
最後の関門で一つのキーを手に入れ、エンジンをかけて向かって行く場所。
新しい車を手に入れたあなたは、もう昔のあなたではありません。
移動距離も、移動スピードも異次元のステージへと進んでいるからです(^.^)
例によって僕のプロフィールでも(笑)、この要素は含まれています。
いつまでも副業で結果を出せなかった僕に欠けていたもの。
最後の関門だった、シンプルな一つの原因を発見した時のエピソードです。
自信と覚悟を持って接することの大切さを知った時、全てが動き出した光の瞬間です。
物語のないセールスライティングは存在しない
『パラダイムシフト』と『物語』、そして『行動への誘い』。
セールスライティングを構成するこの3つの要素は、決して分離しているものではありません。
『パラダイムシフト』の中に、『物語』も『行動への誘い』も含まれており、
文章の母体となる『物語』の中にも『パラダイムシフト』があり、『行動への誘い』がある。
もちろん『行動』の中にも、『パラダイムシフト』と『物語』が入っています。
『物語』という幹にある、『パラダイムシフト』と『行動への誘い』という枝葉
『行動への誘い』という幹にある、『パラダイムシフト』と『物語』という枝葉
どれが幹になるかの違いだけなのです。
ビジネスで成功する人は魅力的な物語を描ける人
文章の中でも、最も重要な立ち位置にあるのが物語です。
人の心を打つ物語。
人を動かし、人生を豊かにしてくれるものが物語だからです。
「私には、他人に語れるような壮絶な経験なんてない。」
「平凡な日々しか過ごしていない私に、人を動かす物語なんて・・。」
そう感じているあなたに必要なのは、レンズです。
近くにある小さなものも、遠くにある大きなものも、レンズがないと見ることはできません。
顕微鏡であり、望遠鏡。
必要なのは、物語を映し出すレンズです。
平凡な中に隠れている物語を映し出すレンズ。
これさえあれば、必ず見えるはずです。
物語のない人生など、誰一人いないのですから。
小さな発見は大きく、大きな発見はギュッと小さく
色々な記事でよく書いていることなので、既にご存知かもしれませんが・・・、
僕は愛犬との散歩中に、新しいアイデアが浮かぶことが多いです。
特別なことなんて何もない、いつものコースをいつもの愛犬とお散歩するだけです(^.^)
本当に平凡な日常の一部に過ぎないのですが、そこに隠れている非凡を見つめているのです。
平凡の裏にある非凡を見逃さないようにアンテナを張っているから、どんな小さな非凡でも発見できる顕微鏡を手に出来ます。
小さな発見があった時は、感謝の気持ちです。
その物語を望遠鏡で大きく見て感謝を感じながら・・・、
僕の気持ちはどう反応して、何を考えたのか?
新しい物語を伝える為に、ギュッと凝縮して密度を高めていくのです。
物語の書き方を知ればセールスライティングは何も怖くない
こうしてこの記事を読んで頂いている間ですら、あなたの中で物語は展開されているのですよ。
必要なのは、これを見るためのレンズです。
物語は無限ですからね。
原子⇒原子核⇒陽子⇒素粒子・・・
太陽系⇒星団⇒銀河⇒銀河団・・・
無限に掘り進めていけるものであって、無限に広がっていくものでもあるのです。
全てに、物語の種があるんですね。
今日一日という日にも物語があり、人生という長い時間にも壮大な一つの物語があります。
ここがわかれば、セールスレターに限らず、あらゆる文章でもネタ切れとなることはありません。
全てが情報発信のネタとなってくれるからです。
・パラダイムシフトについて ⇒ セールスライティングの鍵:ブログアフィリに欠かせないパラダイムシフト
・行動への誘いについて ⇒ セールスライティングとは?成果のなかった僕が見落としていた最後の鍵
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